讀書的足跡

地のはてから  上・下  乃南アサ 著

物心ついたとき、少女はここで暮らしていた。アイヌ語で、「地のはて」を意味するというこの土地で。おがちゃの背中と、あんにゃの手に、必死にしがみつくようにして。北海道知床で生きた女性の生涯を、丹念に描き、深い感動を呼び起こす。構想十年―書き下ろし長編小説。


大好きな著者の新作との情報でそのまま図書館へ借りに走る。
読んでみると北海道開拓団の話。
この時期に読み続けるのは寒いですぅ~。

ドラマや小説にありがちな展開でなく、淡々と物語が進みます。
大どんでん返しがある訳でもなく、物語が枝分かれするのでもなく
主人公 とわ の人生だけが描かれます。
また主人公が並外れたど根性の持ち主でもなく、ひたむきに明るい主人公でもなく
この時代に生きた女性の等身大そのもの。
そんな彼女が周りの大人から人生を悟り、困難に寄り添い、生き続ける様に
引き寄せられ気が付いたら夢中になって読んでおりました。
人との係わり合いも乗り合いバスのように淡々と描かれております。
自分に事で精一杯で人の事まで構っていられない。そんな時代だったのですしょうね。
さすが乃南アサ。今回も楽しく読めました。


なんとニサッタニサッタ のおばあさんと繋がるとな。
とわの孫にあたるのがニサッタの主人公との事。
繋がる。。。繋がる。。。面白い

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雑記  息子のDS マリオブラザーズのはまる。
    息子を師と仰ぎ、攻略法を教わる。
    テレながらも嬉しそうに語る彼の顔が良い。
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# by anm-kws | 2011-02-07 13:40 | 趣味(本)

MOMENT 本多孝好  著

幼馴染みの葬儀屋、森野が紹介してくれた病院で清掃員として働く青年は、その病院で死を目前にした患者だけが耳にする、死ぬ前に願い事を一つだけ叶える黒衣の男の話を聞く。青年は思いがけないことからその仕事を引き継ぐ。

’人は生れ落ちた時から死に向かっている’
人生の最後の瞬間に何を思うか?

忍び寄る”死”が怖いと怯えるか、それともこの苦しみからの解放を切に願うのか。
その時にならないと答えは出ないんだろうなぁ。
ただ暖かな気持ちでありのままを迎えたい。なんて綺麗事かな。

読了、良し。
静かな湖面のようにシーンとした気分になります。

これでMISSINGの土台はよく判った。
もう一度読み直し、神田を深く理解し、森野の心情を読み取りたい。


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# by anm-kws | 2011-01-28 17:38 | 趣味(本)

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